2019年10月8日火曜日

飲み会欠席なら理由を言え

飲み会欠席なら理由を言え


あなたが仕事をしている職場で飲み会をすることが決まりました。お知らせが職場内に掲示されたり、あなた自身にも直に案内があることでしょう。

上司とか幹事さんからになるでしょうか。あなたは出欠席の確認をされます。その時に下のような用紙も渡され、記入するよう言われました。もしかしたらその紙も、お知らせと一緒に掲示されているのかもしれません。

ところがその用紙を見ると、下のように書かれています。あなたはこれを見てどう思いますか?また、どうしますか?





まずポイントを少しだけ

職場で飲み会出席が強制なら、つまりそれが業務命令として行われたならば、仕事としての扱いになり、残業手当をもらえます。

上司「Aさん、再来週の親睦会のことで確認だけど、全員必ず出席、時間は・・時から・・時まで、あなたも時間厳守で遅れることのないようにね。」

Aさん「じゃあ残業届出しておきますので、よろしくお願いします。」

上司「そうね、じゃ早く提出して。」

ということです。

こういうことを言う人もいます


  • 飲み会も仕事


  • ここに勤めているのだから出席すべき


  • 職場でコミュニケーションを図るのは大切


  • 社会人として出席すべき
・・・

どれもこれも何だかよくわからない理由ばかりで理解不能ですが、こういうことになります。


  • 仕事ならば当然お金をもらえますし、それが時間外ならば残業で、残業代が出ます。中には「半分仕事だ」なんていう人もいます。半分仕事ということは賃金の半分もらえるということなのでしょうか。また、なぜ半分なのでしょうか。わかりません。


  • ここで働いているからというのは、「ここにいるならここのルールに従え」ということでしょうか。封建制度はとっくに無くなりましたし、村社会のような価値感は人権侵害につながります。きちんと学習してすぐに正しましょう。


  • コミュニケーションが普段の仕事の場だけで図れないのはなぜですか。原因は仕事が過密すぎるとか、そういう場がそもそも設けられていないとか、根本的な原因があるのではないでしょうか。それは無視して飲み会でお茶を濁すのは本末転倒ですし、いつまでたっても問題は解決する方向に向かいません。普段の勤務時間の中でコミュケーションを円滑にする術を、トップから率先して工夫しましょう。


  • 「社会人として」とは、人との付き合い方や気の使い方など、そういうことをそこで学べと言っているのでしょう。強制的に「何月何日何時から何時まで・・・について学習しろ」と言うのであれば、それは仕事で、賃金をもらえます。それに飲み会などの場でなければ、それができないというのもおかしいです。もしそうならば、そういう学びは仕事には本質的に必要ないことではないでしょうか。不必要で妙な慣習に慣れ親しまないと仕事ができないなんてことは無駄・ナンセンスなのでやめましょう。

このようになるのが当然です。


理由を言えというのに対して

飲み会に欠席ならば理由を言えと言われました。可能ならば、こちらからはこうたずねましょう。


  • 理由によっては欠席が許されないのですか?


  • 理由を聞いて何かの参考にするのですか?

理由によっては欠席が許されないのであれば、それは業務命令です。時間外に行われるのであれば、基本的には出席の義務はないですし、残業です。そうでもないのに「出るのが当たり前だろ」などと言うのは無しです。


理由を聞く人は一体それでどうしようというのか分かりません。しかし、もしもそれが人事評価などに影響したりするのであったり、影響させたりするのはいけません。人の上に立つ人は権威みたいなものを示したいのかもしれませんが、そういうことで人を好き嫌いしたりするのも、逆に人としていかがなものでしょうか。

こちらから理由を聞いて、ハッキリとした答えを求めましょう。そこで何だかよく分からない理屈を言われたり、はぐらかしたり、それでも強気な態度でくるようであれば、問題ありと見てよいでしょう。


そして一番よくないのは、あなたが納得していないのに「まあそういうものか」とあきらめることです。


みんなが気持ちよく働くために

飲み会にまつわる不平・不満、トラブルはよくあることです。たとえばプライベートを犠牲にしなくてはならないのではなく、そのプライベートも大事にできる環境がよい職場であることに間違いはありません。

飲み会に出るのに負担が大きすぎるなら、その負担を軽くして、出席しやすくするのもありでしょう。例えば開催時間を短くして区切ったり、会場までの移動時間を短くすることです。

飲み会を通常の勤務時間中にというのは無理ですが、軽い茶話会くらいのものだったら、実現は不可能ではないでしょう。研修を設けてコミュニケーションを深めようという意見もありますが、そういう場では逆に身構えてしまって、自分の率直な意見を言うことが難しいです。そうではなく、休憩室や事務所のレイアウトを工夫するなど、視覚的にも人と人とが明るく接しやすい雰囲気にするのがよいのではないでしょうか。

介護の職場は、とかく利用する方第一主義に大きく偏向してしまい、職員が過ごす環境を二の次にしてしまいがちです。同じ人間なので、職員が過ごしやすくなければ、利用する方も過ごしやすくありません。この点をもっと考えるべきです。


モラルハラスメント

飲み会を欠席ならば理由を言わなくてはならない、理由がなければ欠席できない理由によっては欠席できない、となればそれは仕事なわけです。

しかし、そうではないが出席に応じなけければならない。また、理由を伝えたのに、さらに深く、その理由を詮索されたり、その都度くり返しそのようなことをされる。

これはモラルハラスメントですし、お酒の場が嫌い・飲めない人にとってはアルコールハラスメントの可能性も含んでいます。

それにプライベートを詮索されるのがイヤなのに、それを言えと言われたらどう感じるでしょうか。単なるイジメです。それも上司と部下という立場を利用してということになります。結果言われた職員は、深く詮索されるのを避けるため言いたくないとは言えずに泣き寝入り、ひたすらガマンをすることになります。ひどくなれば沈黙の内に「雰囲気に馴染めない」という心をひきずって、職場を去ることになるでしょう。

モラルハラスメントをする人は、その言動に全く罪悪感はありません。なぜならば、上で挙げたような「ここにいるのだから当たり前」などという、村社会ような特定の枠組み中だけで作られる価値観・慣習・ルールに洗脳されているからです。

やめさせるにはNOと言うべきです。

仲間になって対抗しよう

労働組合に入って仲間になりましょう。仲間になって、職場の環境をよりよくしたり、モラルハラスメントをやめさせましょう。

既に職場に労働組合がある人はそこに相談するのがよいでしょう。しかし御用組合の場合、相談したことが全て筒抜けになり、あなた自身が根本から本当に解決したいと思っている願いを叶わなくさせるかもしれません。ですから、会社の組合などと呼ばれるところではなく、新潟介護クラフトユニオンのような地域にある合同労働組合(ユニオン)に相談するのがよいです。

モラハラの場合、あなた個人に関わることとして、理解のない人たちからは個人的な問題として片づけられてしまいがちです。例えば「イヤだったらそう言えばいい」「馴染めないのは個人の責任だ」等々です。これは当事者にしたら、すさまじい力を持つネガティブな圧力です。

個人的な問題として片づけられないようにするために、一人ではなく、労働者としての権利をきちんと持った労働組合員として、仲間とともに対抗しましょう。

この圧力に屈して犠牲になる必要はありません。あなたがあなたらしく、気持ちよく働けるように、ぜひ下のリンクをクリックして話を聞かせてください。



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