2019年12月31日火曜日

年の瀬に介護労働者は何を想う~お正月を迎えて

年の瀬に介護労働者は何を想う

大晦日です。

世間ではゆっくりと家で過ごしたり帰省や旅行などで出かけている人もいますが、介護は24時間365日切れ目なく続くこと。この年の瀬も懸命に働いている職員が数多くいます。

似たような働き方の職業には、警察官、消防士、また病院で働く看護師などがあるけれど、介護の仕事はそれらの仕事に比べてまだまだ社会的評価は低いです。

「介護の仕事?たいへんだねぇ」と何となく言われることはあっても、そのたいへんさに見合った対価を得ているかどうかは、十分怪しすぎるほど怪しいのが現状です。


処遇改善が急務と言われ続けて

介護職員が不足し続けていることはよく知られています。それは「厳しい状況」と言うよりは、すでに「厳しすぎるほどに厳しい」現実にさらされています。



処遇とは、どのように待遇されるかということで、私たち介護労働者がどのように取り扱われるかを意味します。

私たち介護職員は社会福祉法人や株式会社などに雇われて働いています。そこで働いた分の賃金を貰っているわけで、その賃金が私たちの処遇です。

この処遇を改善することが急務ということは、私たちが得ている賃金はまだまだ低すぎるというということです。介護の仕事をするには資格を取得すること、それには相当の費用がかかりますが、それを補うだけでは足りません。働いて賃金を得て、それで安心して将来設計できることが必要です。


そして賃金だけではない

私たち介護労働者の処遇について、賃金は言うまでもありません。しかし賃金だけでもありません。

・休憩時間がきちんととれる
・休日、休暇がきちんととれる
・ハラスメントがない
・いじめがない
・学ぶ機会が与えられている
 などなど

私たちを働きやすく、そして労働の質を高くするには、俗に言われるブラック職場ではいけません。

当たり前ですし、「お金をいくらでもあげるから無制限働き放題でいいよね」ということでは、そこに私たち労働者ひいては人としての尊厳はありません。それではお金の奴隷です。

私たちには人としての誇りやプライドがあります。私たちが人間らしく生きられるには、お金はもちろんですが、そのお金だけに囚われてはいけません。


どう行動するか

介護保険制度がはじまって約20年、介護職員という言葉も定着しました。しかし、職業として注目されたのは最初の一時にしかすぎず、それ以降は低賃金・重労働の代表格、多くの人ができれば避けたいと思う仕事になっています。

二つの方向で行動しましょう。

私たち介護職員は、労働者であると同時に介護保険制度の申し子です。これは意識しようとしまいと、そうであることに変わりはありません。

そうなのですから、私たちは私たちが良くなるために、労働の問題とこの制度の二つに向かって、行動してゆかなければなりません。

具体的には、労働組合に加入して職場で活動することと、制度について学び、改善するために運動の輪を広げてゆくことです。厚生労働省に置かれている社会保障審議会の介護保険部会では、介護職員の処遇に関する審議も行われています。また、労働の問題とは、賃金はもちろん、休憩・休日・休暇・ハラスメント・いじめ・メンタルヘルス、労働に関する様々なことです。

労働運動としては、労働者と使用者という二つの立場がありますが、この二つを取り巻く制度そのものについても学び、行動することがかかせません。

労働組合に入って考えてみる

新潟介護クラフトユニオンに入って一緒に考えてみませんか。

働いて賃金を得て、それで暮らす。どうしてこんなにつらいのか分けがわからない。これから先のことがとても不安。そのつらさや不安の原因を、そして解決策を一緒に探してみましょう。

すぐに問題が解決しなくても、仲間と一緒に考え行動することで、あなたの心が軽くなることだってあります。

新しい年がはじまります。あなたの声をお待ちしています。


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